定期的に受けようがん検診!
国が推奨するがん検診は5種類
がん検診は、科学的な方法によってがん死亡率の減少が検証されています。
国が推奨するがん検診は次の5種類です。
- 胃がん検診
- 子宮頸がん検診
- 肺がん検診
- 乳がん検診
- 大腸がん検診
令和3年(2021)人口動態統計(確定数)の概況より悪性新生物の主な部位死亡数より作成
大腸がんは、罹患する人(かかる人)が増加しており、わが国のがんによる死亡原因の多くを占めています。
早期の大腸がんは自覚症状がないことが多いですが、血便、腹痛、便の性状や回数が変化したなどの症状がある場合には検診を受診せず、すぐに医療機関を受診する必要があります。
精密検査
精密検査の第一選択は全大腸内視鏡検査です。
下剤で大腸を空にしたあとに、内視鏡を肛門から挿入し、直腸から盲腸までの大腸の全部位を観察し、がんやポリープなどの病変の有無を確認する検査です。必要に応じて組織を採取し悪性かどうか診断します。
肛門から内視鏡(電子ビデオスコープ)を挿入し、最奥の盲腸から手前の直腸まで内視鏡を引き抜きながら、大腸内部の粘膜を詳しく観察する検査です
(c) 国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス https://ganjoho.jp/より引用
さて、この検査前の大腸を空(カラ)にする作業・・・。
経験のある方はわかると思いますが、なかなか大変です。
前日は20時以降は何も食べないようにし、当日は朝からモピプレップを服用します。
コロナ禍になり午前中はご自宅で服用することになりましたが,
何年か前に検査を受けたときは一つの部屋に5人程度が入り時間ごとに決められたモピプレップ決められた量を飲み、トイレに行くの繰り返しの半日でした。
ご自宅で服用の場合は、大腸内が空っぽになるまで排便を繰り返します。
透明感のある液状かを確認してもらい、OKがでればいよいよ検査になります。
検査は順番の為、早く透明になって方から検査になりますのでご自宅でしっかり確認して検査に向かいましょう!
検査台に横になり、肛門から内視鏡スコープを挿入されます。カメラが入っていくところを先生と一緒にモニターで確認しながら大腸の奥へと内視鏡は進んでいきます。
ポリープがみつかれば、先生が判断して良性か排除したほうがいいものか判断をします。
ポリープを摘出した後は、30分ほど点滴を受け気を付けて帰宅してください。
生検検査やポリープを切除した後は、出血する可能性がありますので食事制限があります。特に熱いものや刺激物などは血流や出血する可能性があるので摂取しないようにしましょう。
通販で検査後食セットという便利なものが売っていますよ。
弊社の古田企画部長は数年前に大腸を患い入院しました。
ある日トイレに入ると大量の出血が!(*_*)
幸い、無事退院して今は元気にバリバリ仕事していますが
それ以来毎年大腸検査は受けているそうです。
自分での健康管理素晴らしいですね!
がんは、早期に発見して治療を開始すれば、治ることの多い病気です。
また、早期であれば、より体にやさしい治療を受けられる可能性もあります。しかし、症状に気づいて受診したときには進行してしまっている場合がほとんどなので、定期的にがん検診を受けて、早期発見に努めましょう。
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