えっ?これってヤバいの⁉ 健康診断結果は・・・
健康診断、ちゃんと受けてますか~?
「結果を見るのが怖い…」なんて人もいるかもしれませんね。
先日受けた健康診断結果がかえってきました・・・。
要検査があり落ち込んでいる私です・・・。
再検査行き次第皆様にお伝えしていきたいなと思います・・・😉
「要精密検査」と「要経過観察」の違い、知ってる?
健康診断の結果を見て、まず目にするのが「要精密検査」と「要経過観察」。
これって、どう違うんでしょう?
要精密検査(C判定やD判定など)
簡単にいうと
「あれ?ちょっと気になるから、専門の先生にもっと詳しく診てもらって!」というサインです。
病気の可能性があるから、放置せずに早めに病院に行って、精密な検査を受けましょう!という意味合いが強いんです。
要経過観察(B判定など)
「今は大丈夫そうだけど、このまま放っておくと良くない方に進むかもしれないから、しばらく様子を見て、また次回の健診でチェックしようね!」というサイン。
すぐに治療が必要なわけではないけれど、生活習慣の見直しなどで改善が見込めるケースが多いです。もちろん、症状が出たり、数値が気になる場合は、早めに受診するに越したことはありませんよ!
「すぐ病院にGO!」ヤバいサインを見逃すな!
じゃあ、具体的にどんな結果が出たら「すぐに病院にGO!」なんでしょうか?
特に気をつけたい項目をいくつかピックアップしました。
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血圧:サイレントキラーにご用心!
高血圧は、「サイレントキラー」なんて呼ばれるくらい、自覚症状がないまま進行することが多いんです。
収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上、拡張期血圧(下の血圧)が90mmHg以上が繰り返し続く場合
これはもう、すぐに病院で相談しましょう。
放っておくと、脳卒中や心筋梗塞、腎臓病など、命に関わる病気のリスクがグッと高まります。
特に、上の血圧が180mmHg以上、下の血圧が110mmHg以上なんていう「超高血圧」が出たら、迷わず救急外来も視野に入れるべきレベルです!
「ちょっと高いだけだし…」なんて甘く見ないでくださいね!日頃から血圧を測る習慣をつけて、自分の体の声を聞くことが大切です。
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血糖値:忍び寄る糖尿病の影!
「最近、喉がよく渇くんだよね~」なんて人はいませんか?それ、もしかしたら高血糖のサインかもしれませんよ。
空腹時血糖値が126mg/dL以上、またはHbA1cが6.5%以上の場合
これは、糖尿病の可能性が非常に高いです。糖尿病は、一度発症すると完治が難しい病気で、進行すると神経障害、網膜症、腎症といった合併症を引き起こし、最悪の場合、失明や透析が必要になることもあります。
健康診断で血糖値が高かったら、「食生活、見直さなきゃなぁ…」で済ませずに、すぐに内科を受診して精密検査を受けましょう。初期の段階で発見できれば、生活習慣の改善や適切な治療で進行を遅らせることができますからね!
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肝機能:沈黙の臓器が悲鳴を上げているかも?
お酒好きさん、要注意です!肝臓は「沈黙の臓器」と言われるくらい、症状が出にくいのが特徴です。
AST(GOT)やALT(GPT)が異常に高い場合(基準値の2~3倍以上など)
脂肪肝や肝炎、肝硬変など、肝臓に何らかのダメージが起きている可能性があります。特に、ALTがASTよりも高い場合は、脂肪肝の可能性も。
肝臓病は、進行すると取り返しがつかなくなることもあります。お酒の飲みすぎはもちろん、肥満も肝臓に負担をかけます。健診で肝機能の異常を指摘されたら、消化器内科を受診して、原因を特定してもらいましょう。
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尿検査:腎臓や膀胱からのSOSかも!
「たかが尿検査でしょ?」なんて思ったら大間違い!尿は、体の状態を教えてくれる大切なサインがいっぱいです。
尿蛋白が(2+)以上など、高い値で出ている場合
腎臓の機能が低下している可能性があります。腎臓病は、初期にはほとんど症状がなく、進行すると慢性腎不全となり、透析が必要になることも。
尿潜血が(2+)以上など、高い値で出ている場合
膀胱炎や尿路結石、腎臓の病気、中には膀胱がんや腎臓がんの可能性もゼロではありません。
特に自覚症状がなくても、尿検査で異常が出たら、泌尿器科や腎臓内科を受診して、しっかり調べてもらいましょう。
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胸部X線検査:肺からのメッセージを見逃すな!
「タバコは吸わないから大丈夫!」って思ってませんか?
肺の病気は、喫煙者以外にも起こり得ます。
「結節影」や「浸潤影」など、何らかの影が認められた場合
肺がんや肺炎、結核などの可能性があります。特に、喫煙歴がある方や、ご家族に肺がんの方がいる場合は、さらに注意が必要です。精密検査でCT撮影などを行い、詳しく調べることになります。早期発見・早期治療が、病気を乗り越えるためのカギとなります。
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便潜血検査:大腸からのSOS!
「うんちの検査なんて、ちょっと恥ずかしい…」なんて思って、提出しなかった人はいませんか?便潜血検査は、大腸がんの早期発見にとっても有効な検査なんです。
便潜血が陽性だった場合
大腸や肛門からの出血が疑われます。痔の場合もありますが、大腸がんや大腸ポリープが原因のこともあります。
便潜血が陽性だったら、迷わず大腸内視鏡検査を受けましょう。大腸がんは、早期に発見して適切な治療を行えば、高い確率で治る病気です。
「ちょっと様子見」でも大丈夫なのは、どんな時?
では、「すぐに病院行かなくても、ちょっと様子見でも大丈夫そうかな?」というケースはどんな時でしょう?
基準値からわずかに外れている程度で、自覚症状が全くない場合
例えば、コレステロール値が基準値を少しオーバーしているとか、尿酸値がちょっと高め、というようなケースです。これらは、日々の生活習慣(食事、運動、睡眠など)を見直すことで改善が見込めることが多いです。
一時的な要因が考えられる場合
健診の前日に飲みすぎちゃったとか、寝不足だった、なんて場合は、一時的に数値が悪くなることもあります。でも、これはあくまで一時的なもの。次回の健診でまた同じような結果が出たり、気になる症状が出てきたら、やっぱり病院へGOです!
「放置」が招く恐ろしい落とし穴!
「まあ、いっか」「まだ大丈夫だろう」なんて言って、健康診断の結果を放置すると、どんな恐ろしいことが待っているんでしょう?
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病気の進行を見逃す!
これが一番怖い落とし穴です。
初期の段階で「要精密検査」と出ていても、自覚症状がないからといって放置してしまうと、知らず知らずのうちに病気が進行してしまいます。例えば、高血圧や糖尿病、脂質異常症などは、最初はほとんど自覚症状がありません。しかし、放置すると血管がボロボロになり、ある日突然、脳卒中や心筋梗塞といった命に関わる病気を引き起こす可能性があります。
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治療が難しくなる!
病気が進行してから発見されると、治療の選択肢が狭まったり、治療がより複雑になったり、回復に時間がかかったりすることがほとんどです。早期に発見していれば、簡単な治療や生活習慣の改善で済んだものが、手術が必要になったり、一生薬を飲み続けなければならなくなったり…なんてことも。
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医療費がかさむ!
病気が進行すればするほど、治療にかかる医療費は高額になります。
入院したり、手術をしたり、長期にわたる治療が必要になれば、家計への負担も大きくなってしまいますよね。早期に発見し、適切な治療を受けることで、将来的な医療費の負担を軽減できる可能性も高まります。
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生活の質が低下する!
病気が進行すると、体の自由が利かなくなったり、痛みやだるさで日常生活に支障をきたしたり、好きなことができなくなったりと、生活の質(QOL)が著しく低下してしまいます。
健康な体で、好きなことを思いっきり楽しむためにも、健診の結果と真剣に向き合いましょう。
「ちょっと心配」なら、かかりつけ医に相談!
いかがでしたか?健康診断の結果って、数字の羅列で分かりにくい!って思われがちですが、実はあなたの体からの大切なメッセージなんです。
「これって、どうなんだろう?」
と、少しでも不安に思ったら、迷わずお医者さんに相談してくださいね。
インターネットで情報を調べるのも良いですが、最終的には専門家である医師の判断が一番です。
自分の体は、自分しか守れません。健診の結果をしっかり受け止めて、元気な毎日を過ごしましょう!
あなたの健康、応援しています!
このブログを読んで、少しでも健康診断の結果と向き合うきっかけになってもらえたら嬉しいです。
皆さんの健康を心から応援しています!
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