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「参る」と「詣る」どちらが正しいの?

先日 谷汲山華厳寺に行ってきました。


〒501-1311 岐阜県揖斐川町谷汲徳積23

058-555-2033

「たにぐみさん」の愛称で親しまれる谷汲山は延暦十七年(798)に創建され、正式には「谷汲山華厳寺(たにぐみさんけごんじ)」といい、その山号と寺号は醍醐天皇より賜りました。その後は朱雀天皇より鎮護国家の道場として勅願寺に定められ、花山法皇、後白河法皇を始めとする歴代の皇室、朝廷からも帰依厚く、いにしえより観音信仰の霊験あらたかな名刹寺院として千二百年余の歴史を誇ります。また日本最古の観音霊場「西国三十三所観音霊場」の第三十三番札所で結願・満願のお寺として知られ、春にはには紅葉の名所として賑わいをみせます。

華厳寺HPより引用 http://www.kegonji.or.jp/

 

 

「参る」と「詣る」どちらが正しいの?

「お参り」と「お詣り」の違いを分かりやすく簡単に言うと、

仏様に向かってお祈りをするか、神様に向かってお祈りをするかです。

お参り ⇒ 仏様に手を合わせたり、ご先祖様のお墓に行く
お詣り ⇒ 神社で神様にお祈りする

「参る」は謙譲語で、謙虚な気持ちや敬意を示す言葉です。一般的には「行く」や「来る」という意味で用いられますが、相手や状況に対して謙譲の意を表す際にも使用されます。例えば、上司や目上の方に対して、「参ります」という言葉を使うことで、謙虚さや敬意を表現します。

「参る」の漢字は「三」(さん)と「及」(およ)から成り立っています。「三」は「三つ」を意味し、「及」は「及ぶ」や「到達する」という意味があります。つまり、「参る」は、ある場所や状況に到達する、という意味を持っています。

 

「詣る」は、神社や寺院などに参拝する際に用いられる言葉です。これも一種の謙譲表現であり、神仏やその宿る場所に対して謙虚な心持ちを示す言葉です。日本の伝統的な文化や宗教の中でよく使われています。

「詣る」の漢字は「言」(い)と「告」(つ)から成り立っています。「言」は「言葉」や「語る」といった意味を持ち、「告」は「告げる」や「伝える」といった意味があります。これらの漢字から、「詣る」は言葉を伝えるという意味合いを持ち、神仏に心を込めて願いを述べる行為を表します。

「参る」と「詣る」どちらも日本語の伝統や文化に根付いた言葉であり、謙虚さや敬意を示すために重要な役割を果たしています。

 

 

妙法ケ岳を歩く

登山道は本堂の裏手の満願堂から入れます。

妙法ケ岳の尾根道は、東海自然歩道。
谷汲山華厳寺から両界山横蔵寺までは、霊場をつなぐ縦走路で歩かれる方も多いですが

今回は頂上までの往復。

簡便的札所巡

道には石仏の安置されたお堂が順に33ヵ所あり、奥の院まで登ると、西国巡礼が満願成就するといわれています。

30分~40分ほど歩くと奥の院に着きます。

奥の院からさらに30分から1時間ほど登山道を歩くと頂上に着きます

ただ残念なことに頂上は眺望がありません。

奥の院からは急登もありますので体力に合わせてお楽しみ下さい。

 

華厳寺おすすめイベント

3/19(火)~4/7(日)「竹のぬくもりイルミネーション」開催

PM18:00~21:00までなのでお仕事帰りでも間に合いますよ。

山道なので運転には気を付けてくださいね。

 

4/7(日)谷汲さくらまつり開催

詳しくはhttp://www.kegonji.or.jp/ 華厳寺HPをご覧ください

 

 

 

もうすぐ桜の季節ですね。

参考記事

岐阜を楽しもう ~桜スポット編~

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