新着情報詳細
ブログ

「クマった!と慌てない」熊情報!

2026年も5月に入り、岐阜県内ではツキノワグマの目撃情報が相次いでいるというニュースを耳にします。休日は頻繁に山登りに出かける私にとっては、クマの出没情報にはかなり敏感にアンテナを張っています。

しかし昨今は『山の中』だけでなく、私たちの生活圏での目撃があまりにも多くて、本当に他人事ではないと感じています。冬眠から覚めたクマが活発に動き回るこの季節は、山間部だけでなく、私たちの暮らす住宅街街中でも遭遇する可能性がありそうです。

 

岐阜県の豊かな自然を守りつつ、私たちがクマの被害に遭わないようにするためには、人間とクマが「安全に棲み分ける」ことが大切なのだとか。岐阜県もこの棲み分けを目指した対策を進めており、地域全体で取り組むことが推奨されています。

今回の記事では、岐阜県の公式ホームページなどで公開されている最新の出没データや対策を参考に、地域にお住まいの方や医療・介護スタッフの皆様が明日から実践できそうな「身の守り方」と「地域の対策」をまとめてみました。

毎日の安全確認のヒントになれば嬉しいです。

※県の公式サイトで公開されている「第二種特定鳥獣管理計画(クマが人と安全に共存するための県のルール)」などの情報を参考にしています。

 

  1. 2026年の出没状況と近年の傾向(県のデータより)

5月に入り、生活圏での目撃が目立っているようです 今年5月以降、例年以上に生活圏での目撃や痕跡が報告されています。山奥ではなく、私たちが日常的に利用する道路や施設周辺でも注意が必要みたいです。

■事例

  • 瑞浪市(5月10日): 市内で2頭のクマが車の前を横切る事案。
  • 可児市(5月10日): 久々利柿下入会の道路沿いで1頭目撃。
  • 大垣市(5月8日): 赤坂町の山林(住宅街・中学校至近)にて成獣が捕獲される事案。
  • 高山市(5月6日): 奥飛騨温泉郷・平湯大滝駐車場付近の斜面で目撃。
  • 関市(5月1日〜2日): 池尻・広見周辺で目撃が相次ぎ、飼育されていたニワトリの被害も。
  • 岐阜市(4月23日〜28日): 岐阜ファミリーパーク付近などで目撃され、臨時休園措置も取られました。

過去の傾向からわかること 県の資料によると、山中のドングリが凶作になった年(直近では2025年秋)は、エサを求めて里に降りるクマが急増する傾向があるそうです。見通しの悪い川沿いの林などを伝って、クマ自身も気づかないうちに市街地へ迷い込んでしまうケースが多いと言われています。また、初夏にかけては活動が活発になるため、農作業や山菜採りの際も警戒が必要とのことです。

  1. 医療・介護スタッフの皆様へ:移動時のリスク管理

訪問看護や訪問介護などの現場では、移動ルートに山際や林が含まれることも多いと思います。スタッフと利用者さんの安全を守るため、以下のような点に気をつけたいですね。

  • 「クママップ」の確認: 出発前などに、県の「クママップ」で担当エリアの最新の目撃情報を確認し、スタッフ間で共有しておくのがおすすめです。
  • 乗り降り時の警戒: 道路への飛び出しだけでなく、「利用者さんのお宅の前での車からの乗り降り」が意外と危険だそうです。車から降りる前に周囲の音や気配を確認し、ドアを開閉する音で先にこちらの存在を知らせる習慣をつけると安心です。

 

  1. 日常生活やレジャーで「出遭わない」ためのポイント

被害を避けるには「クマと接触しないこと」が一番大切だと言われています。

普段の生活で気をつけたいこと

  • 音で存在を知らせる: 山際や川沿いを歩く時は、鈴やラジオ、声などで音を出し、クマに自分の存在を早めに知らせましょう。
  • 時間帯に気をつける: クマは薄暗い時間帯(早朝や夕方)に活発に動くそうなので、その時間の山際での散歩などは控えたほうがよさそうです。
  • ニオイの管理: 生ごみや放置された果実はクマを引き寄せてしまうため、外に放置せず、匂いが漏れないように管理することが大切です。

山や川へ入る時の鉄則

  • ゴミは必ず持ち帰る: ジュースの空き缶のわずかな匂いでも引き寄せてしまうそうです。
  • 沢沿いは特に注意: 川の音でクマも人もお互いに気づきにくいため、定期的に音を鳴らして周囲を警戒することが推奨されています。

 

  1. 万が一、遭遇してしまったらどうする?

どれだけ気をつけていても遭遇してしまう可能性はあります。そんな時は「慌てず冷静に」対応することが大切だそうです。

  • 遠くにいるのを見つけたら: クマがこちらに気づいていないなら、静かにその場から立ち去りましょう。
  • 近くでばったり会ってしまったら: クマから目をそらさず、ゆっくりと後ずさりして距離を取ります。急な動きはクマを刺激してしまうのでNGです。
  • 絶対にやってはいけないこと: 「背中を見せて走って逃げる」ことと「大声を出して威嚇する」ことは、クマの本能や防衛本能を刺激して猛スピードで追いかけてくる危険があるため、絶対に避けるべきだと言われています。

 

  1. 地域ぐるみでできる「環境づくり」

クマと安全に棲み分けるためには、地域単位での対策も効果的だそうです。

例えば、人間の生活圏(住宅地や農地)には生ごみなどの「誘引物」を置かず、電気柵などでブロックすること。そして、生活圏と山の境界となる場所(林道沿いや川沿い)の草刈りを行い、「見通しを良くして隠れ場所をなくす」ことで、クマが近づきにくい環境を作る取り組みが進められています。

おわりに

クマによる被害を防ぐためには、私たち個人の「出会わないための行動」と、地域での「草刈りなどの環境整備」を組み合わせていくことが大切なようです。

 

この記事の情報が、日々の訪問ルートの確認や、皆さまのご家庭での安全対策の参考になれば幸いです。

【参考にした公式情報】 より詳しい情報や最新の出没状況については、以下の岐阜県公式ページをご確認ください。

過去投稿

岐阜を楽しもう ~八百津町~

岐阜を楽しもう! ~瑞浪市~

岐阜を楽しもう! ~揖斐川町~

 

かかりつけ医をさがそう

◆岐阜県エリアの 病院・医院・介護施設がすぐに見つかるポータルサイト 医療&介護ガイドぎふ◆

 

一覧へ戻る