ヘッドホン難聴って?
3月3日は「耳の日」
耳たぶがおおきいと福耳だとかお金がたまるねと言われることがあります。
米粒がのるくいらい上向きになっていると最良の形だそうです。
ご飯の時にこっそり自分の耳に乗せて検証してみてください。
ヘッドホン難聴を知っていますか?
誰もがスマホを持っている時代。コロナウイルスの流行でリモートやテレワークなどの機会が増えてきた日常でますます難聴のリスクが増えてきています。
イヤホンをつけて通勤や運動している姿もよく見かけますね。
この時に大きな音量で音楽など聞き続けることにより音を伝える役割をしている有毛細胞が徐々に壊れて起こる難聴です。
少しずつ進行していくために初期には自覚しにくく、とはいえ失った聴覚は戻りません。
大きすぎる音量で聞かない、長時間連続して聞かずに定期的に耳を休ませるなどの予防が重要となります。
大きな音にさらされることで起こる難聴を「騒音性難聴」あるいは「音響性難聴(音響外傷)」といいます。
騒音性難聴は主に、職場で工場の機械音や工事音などの騒音にさらされることで起こります。一方、音響性難聴は、爆発音あるいはコンサート・ライブ会場などの大音響などにさらされるほか、ヘッドホンやイヤホンで大きな音を聞き続けることによって起こります。後者は「ヘッドホン難聴」あるいは「イヤホン難聴」と呼ばれ、近年、特に問題視されています。
厚生労働省:e-ヘルスネット [ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)について]より引用
難聴にならないための予防
ヘッドホンやイヤホンで音楽などを聞くときには、耳の健康を守るために、以下のようなことを推奨しています。
- 音量を下げたり、連続して聞かずに休憩を挟んだりする
- 使用を1日1時間未満に制限する
- 周囲の騒音を低減する「ノイズキャンセリング機能」のついたヘッドホン・イヤホンを選ぶ
WHO(世界保健機関)では、11億人もの世界の若者たち(12~35歳)が、携帯型音楽プレーヤーやスマートフォンなどによる音響性難聴のリスクにさらされているとして警鐘を鳴らしています。ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)は、じわじわと進行し、少しずつ両方の耳の聞こえが悪くなっていくため、初期には難聴を自覚しにくいことが特徴です。他の症状として、耳閉感(耳が詰まった感じ)や耳鳴りを伴う場合があります。重症化すると聴力の回復が難しいため、そのような耳の違和感に気づいたら早めに受診することが大切です。
ヘッドホンやイヤホンが欠かせない生活になってきています。リスクを意識して予防して健康的に過ごしましょう!
おかしいなと思ったら かかりつけ医に相談しましょう!