あくびは何故でるの?
春は冬の寒さから解放され、自然が再び活気づいてくる季節です。
日中の気温が上昇し、風も温かくなります。また、花や木々が新緑や色鮮やかな花々で溢れ、景色が明るくなります。
これらの要素が人々に活力を与え、明るい気持ちにさせるのではないでしょうか。
心も身体もリフレッシュしていますか?
春の陽気に誘われてあくびが多くなってしまいがちなこの頃・・・
そんな「あくび」はどうしてしてしまうのでしょうか。
眠たいから。
空気が足りないから。
楽しくないから・・・などなど
「あくび」は、人間が日常的に経験する身体的な現象の一つですが、その正確なメカニズムは未だ完全に解明されていません。
「あくび」は何故でるの?
諸説ありますが、よく言われているものをいくつかあげてみますね。
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脳の冷却
あくびが脳を冷却するために役立つとされています。脳は体内で最もエネルギーを消費する器官の一つであり、その機能を維持するためには一定の温度が必要です。あくびが起こるとき、口を大きく開けることで周囲の空気が脳に取り込まれ、その結果体温が下がる可能性があります。
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眠気と覚醒の調整
あくびは眠気を感じたときによく起こることから、眠気との関連性が指摘されています。一説によれば、あくびは脳の覚醒レベルを調整するための一種のメカニズムであり、覚醒状態を維持するために必要な酸素を供給する役割を果たすと考えられています。
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ストレスや緊張の緩和
あくびは時にストレスや緊張の緩和にも関連しているとされています。緊張した状況やストレスの高い状況では、呼吸が浅くなりがちですが、あくびをすることで深い呼吸を促し、リラックスする助けとなる可能性があります。
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脳の酸素供給
あくびが起こるとき、口を大きく開けることで大量の空気が取り込まれます。この過程で酸素が取り込まれ、脳への酸素供給が増加する可能性があります。これにより、脳の機能が一時的に改善されるという仮説も存在します。
鏡面ニューロン理論
「あくびがうつる」という言い伝えは、一般的に広く信じられています
鏡面ニューロン理論といって、他人が行う行動を見て自分が同じ行動をすることを仲介する神経回路のことを指します。この理論によれば、他人があくびをすると、観察者の脳は同じ行動を反射的に起こすため、あくびが伝染するのだとされています。
目め を 覚 さ ましたりリフレッシュさせたりと、脳のう の状態を切きりかえるのに役立やくだっているんですね!
食後はなぜ眠くなるのか?
食事を摂ることで、血糖値が上昇します。特に、炭水化物を多く含む食事を摂ると、急激な血糖値の上昇が起こります。 この急激な血糖値の変動は、一時的にエネルギー供給を増加させる反面、その後の急激な下降につながります。この血糖値の急激な変化が、食後に眠気を感じる一因となります。
では、腹八分目にしておけば睡魔は襲ってこないのでは?と安易に考えがちですが腹八分目でも過剰な食事を摂ると、消化にエネルギーが必要になります。その結果、食後に眠気を感じやすくなります。腹八分目に食べることで、消化にかかるエネルギーを節約し、眠気を抑えることができるかもしれませんね。※個人の体質によります
早起きは三文の徳
「早起きは三文の徳」という言葉は、昔から使われてきたことわざで、早起きをすることが良いことであるという意味合いを持っています。なにがお得なのでしょうか。
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時間の有効活用
早起きをすることで、一日の時間を有効に活用することができます。朝の静かな時間を利用して、仕事や勉強、趣味に取り組むことで、生産性が向上し、目標の達成につながります。
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健康への影響
朝日を浴びることでビタミンDを生成し、新鮮な空気を吸い込むことでリフレッシュされ、健康な体を維持することができます。また、早起きをすることで規則正しい生活リズムが確立され、睡眠の質が向上しやすくなります。
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精神的なリフレッシュ
早起きをすることで、心が落ち着き、ストレスが軽減されるとされています。朝の静かな時間を利用してリラックスし、自己成長や趣味に時間を費やすことで、精神的な充実感を得ることができます。
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生活習慣の改善
早起きをすることは、生活習慣を改善する良い機会でもあります。規則正しい生活リズムや健康的な食生活、運動習慣などを身につけることができ、より健康的で充実した生活を送ることができます。
休みの日はついついだらだらと過ごしてしまいがちですが、規則正しい生活リズムを保ち、十分な睡眠時間を確保することが健康の基本です。一時的な寝貯めではなく、日々の睡眠習慣の改善に取り組んでいきましょう!
参考記事
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