その咳ほんとに風邪ですか?
咳が止まらず悩んでいる方
その咳 ほんとうに風邪ですか?
季節の変わり目
乾燥する季節だから?
花粉が原因?
コロナウイルス?
インフルエンサも流行してきています。
風邪の一種の「からせき」の可能性もあります。
様々な理由を考えてしまいますが
熱もなく咳以外は元気だからと 病院にいかず長引く咳に苦しんでいませんか?
でも・・・
それって
本当に風邪ですか?
自己判断していませんか?
1.咳の原因となる症状は
・感染症:感染症が咳の主な原因となることがあります。 風邪、インフルエンザ、肺炎、気管支炎、結核などの呼吸器感染症が、長引く咳を考慮します。 感染症による咳は、体の免疫システムが感染を駆逐するために炎症反応を考えるためです。
・慢性気道疾患: 慢性気道疾患は、気管支炎、気管支拡張症、肺気腫などを含みます。 これらの疾患は気道慢性的な炎症や損傷により、長考慮を考慮して起こります。喫煙や環境汚染などの懸念に関連しています。
・アレルギー: アレルギー性の咳は、アレルゲンに対する過敏反応により理解されます。 花粉、ハウスダスト、ペットの毛、食物アレルギーなどが原因となります。 このタイプの咳は通常、アレルギー性鼻炎や気管支喘息と一緒に出現することがあります。
2.今回は気管支ぜんそくのお話・・・
編集者のわたくしも数年前に気管支ぜんそくと診断を受けました・・・
ちょうど秋から冬への変わり目だったため 花粉アレルギーなのか風邪の症状が長引いていると思いしばらくは病院にもいきませんでした。
そのうち咳も収まってくるだろうと市販薬をあれこれ試しては1か月余り・・・
いったん咳が出ると咽続けて息苦しくなり・・・
なんだか胸も痛い・・・
これは深刻なのか・・・?と心配になり
病院嫌いな私でもやっと重い腰をあげ診察に行くことにしました。
問診をうけ、胸のレントゲンを撮影しても肺に影はなく一安心。
診断結果は
「気管支ぜんそく」でした。
3.気管支ぜんそく??
そんな病名を診断されたことも今まで一度もなく大変驚きました。
気管支ぜんそくとは
気管が慢性的に炎症を起こし,何らかの刺激が加わった時に細くなり,呼吸困難,咳,喘鳴(ゼーゼーという呼吸)といった症状が発作性に発生する症状
過労や過度のストレスを感じると、自律神経やホルモンの乱れによって気道が収縮し、喘息の発作を起こしやすくなります。 溜まった疲れやストレスが引き金となって、大人になってから初めて発症するケースあるそうです。要因はいろいろあるでしょうが、私の場合喫煙も原因の一つでしょね・・・。
成人ぜんそく(おとなぜんそくとも言います)
私が処方されたのは「レルベア」という吸入薬。
咳が止まらなくなったときに症状を和らげるのではなく、気道の炎症をおさえることで喘息発作を起こりにくい状態にしてくれます。
一日1回 なるべく決まった時間に吸入します
息をゆっくりはき出してから吸入口をくわえ深く息を吸い込みます。吸入口から唇をはなしそのまま3、4秒息を止めます。その後はゆっくり息をはいて元の呼吸に戻します。
あんなに薬を飲んだのに一向におさまらなかった咳が リベルアを処方されて1週間もたたないうちに以前のような生活が送れるようになりました。
4.ぜんそくの症状が出るとき
厚生労働省の調べでは、
・気道感染
・過労
・ストレス
喘息発作の三大要因としています。
私が発作を起こすタイミングは
・冷たい空気を吸い込んだ時
・階段や走って呼吸が乱れた時
・人と話したり電話での対応の時
などなど
今、咳が出てほしくないな・・・と思うと余計にとまりません。
咳き込んだ後や気管が狭くなってくると喉のあたりやのどぼとけの下あたりが周りの人にも聞こえるくらい呼吸のたびにヒューヒューいいます。
息を吸っても吸っても入ってこず苦しくパニックになった時がありました。
そのことを主治医に相談して発作がひどくなったとき用に「メプチンエアー」を処方してもらいました。
気管支に作用し、狭くなった気道を拡げることにより、呼吸を楽 にしてくれます。
1回につき2回吸入がセットです。
1回目と2回目の間隔は1~2分ほどあけましょう。
リルベアもメプチンエアーも使用後は必ず口に残った薬剤を洗い流すためにうがいをする必要があります。
口に残った薬剤を洗い流すためです。
ぜん息は、高血圧症や糖尿病と同じように長期にわたって付き合っていく必要がある病気です。特におとなぜん息(成人喘息)は、ほぼ治らなと言われました。
「症状に合った薬物治療と自己管理を続けることで、健康な人と変わらない生活を送ることができるからうまく付き合っていきましょう」
と、かかりつけ医の優しい言葉に安心もしました。不安に思ったときに相談できるというのは本当にありがたいですね。
喘息による症状がないように管理して喘息の増悪や喘息死を回避できます。
今回の症状・吸入器は気管支喘息の一例としてご紹介しました。
咳の症状も個人差があります。
咳の原因も一つとは限りません
処方される薬もそれぞれです。
大事なことは、自己判断せずに専門医に相談することです。
長引く咳が心配な方は かかりつけ医に相談しましょう。
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