のどに魚の骨が刺さったら??
子どもの頃、魚の骨がささったらご飯を飲み込んで・・・と、ほおばった記憶があります。
大人になって骨が刺さることはめったにありませんが、魚の骨がささったらみなさんはどうしますか?
のどに魚の骨が刺さった時、症状が続いているのに放置したり、間違った対処方法をしたりすると、かえって悪化することがあります。
自分で無理に取ろうとしないで!
※NHK生活情報ブログより引用(https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/)
受診するのは“耳鼻咽喉科”
のどや耳、鼻などを専門とする「耳鼻咽喉科」を受診するのが望ましいそうです。
内科や外科、小児科といったほかの診療科では「専用の器具がない」などの理由で対応できないケースもあるということです。
自分で無理に取ろうとしないで!
「魚の骨くらいで病院なんて…」
「自分で箸を使って取るよ!」という人もいるかもしれません。
ただ、箸や指などを口の奥に突っ込むことで周囲の粘膜を傷つけてしまうおそれがあり、避けたほうがいいということでした。
刺さった位置が浅く、魚の骨がよく見えていて、家族など別の人が取ってくれるという条件が重なっているならまだしも、通常であれば、耳鼻咽喉科の医師に処置してもらうことをお勧めします。
そもそも魚の骨は大人の場合は舌の付け根のあたり、子どもの場合はへんとう腺の付近に刺さることが多く、専用の器具なしでは取れないケースがほとんどだそうです。
「タイ」の骨が刺さったら急いで病院へ!
塩焼きや煮付けなどがおいしい魚ですが、ほかの魚に比べて骨が太く硬いのが特徴です。そして、こうした骨がのどや食道に刺さると、最悪の場合、骨が体の内部にまで通り抜けて心臓や太い血管を傷つけ、命に関わるケースもあるそうです。
一方で、アジやサンマ、ウナギといった骨が小さく細い魚の場合はそこまで急いで受診する必要はなく、一般的な診療時間に合わせて早めに病院で処置をしてほしいと話していました。夕食でのどに骨が刺さってしまった場合は翌朝、病院に行けばいいということです。
※NHK生活情報ブログより引用
のどに刺さったあの「イヤな感じ」がなくなったからといって、骨が完全に取れているとは限らないそうです。
奥まで深く刺さると不快感や痛みを感じなくなる場合もあるということで、症状が治まったと思っても、念のため、異物が残っていないか確認するほうがいいということでした。
痛みが強かったり、出血していたり、症状が続いている場合は、早めに医療機関を受診しましょう。また、魚の骨がのどに刺さらないように、食べる前に骨を取り除くなどの予防も忘れないようにしてくださいね。
小さなお子さんだけでなく噛む力や飲み込む力が衰えた高齢者には小骨が刺さりやすくなります。骨抜き済と表記され売られているのも見かけます。
タイ、アジ、サバ、サンマ、ウナギ、アジ、ホッケ、タチウオといった魚の骨は刺さりやすいので、よく骨を取るか、事前にしっかりと処理してあるものを調理することをおすすめします。
うまく使い分けておいしく安全に食べましょう!
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