傷病手当金って？～新型コロナウイルスの場合～

傷病手当を知っていますか？

病気やケガなどで仕事を休み、無収入または減収になった場合を対象とする給付金です。

新型コロナウイルスに感染してしまって長期間仕事を休む場合、仕事の心配もありますが収入面も困ってしまいます。会社によって有給休暇を利用できるところもありますが　全日利用できない場合どうしようと不安になってしまいます。

傷病手当は新型コロナウイルスも申請ができます。

全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)：重要なお知らせ】新型コロナウイルス感染症による傷病手当金について　より引用

新型コロナウイルス感染症に関する傷病手当金の対象となる方

・新型コロナウイルス感染症「陽性」の方

・新型コロナウイルス感染症「陰性」であるが、発熱等の症状がある方

※「陰性」で症状のない方は、濃厚接触者であっても対象になりません。

・事業所などから給与等の支払いを受けている方で、新型コロナウイルス感染症に感染または感染が疑われることにより、療養のため予定していた労務に従事することができなくなったこと
※医療機関や事業主の証明が必要です。

・4日以上、仕事を休んでいること

・休んだ期間に給与等の支払いを受けられないこと
※事業所などから給与等が支払われている場合でも、その金額か傷病手当金より少ない場合は、その差額が　　支給されます。

≪申請方法≫お住いの自治体のHPまたはより必要書類をダウンロードして申請してください。

※電話したら郵送してもらえる自治体もあります。

所属している医療保険のホームページからもダウンロードできます。

傷病手当金支給申請書（４種類）を提出します

・組合員記入⽤······· ご希望の振込先などを記入。

・被保険者記入⽤ ··· 医療機関受診の有無や、具体的な症状、療養のため勤務できなかった期間などをご記入。医療機関を受診していない場合、記載内容に誤りがないかを事業主に証明していただく必要があります。

・事業主記入⽤······· 勤務状況や賃金支払状況などを記入。

・医療機関記入⽤ ··· 発症⽇や診療⽇、勤務不能と認めた期間などを記入。

傷病手当は医師の証明が必ず必要でしたが　コロナウイルスに関しては証明が要らない場合があります。

ホテル療養や自宅療養等により、医療機関を受診することができず、傷病手当金支給申請書の療養担当者記入欄に担当医師の証明が受けられない場合は、「療養状況申立書（コロナ申請用）」に症状、経過等を詳細にご記入して、療養担当者記入欄の代わりとして、申請書に添付する必要があります。

申請書類は何かとむつかしくてわかりにくいですが、記入例もあるので見本通りに記載しましょう。

手書き用、入力用もあり便利ですね。

感染してしまった場合は、不安をかかえたまま職場復帰するより傷病手当を申請しましょう。

ただし、申請に不備があると受け取るまでの時間が延びてしまうこともあります。

傷病手当申請期間は支給対象⽇の翌日から2年まですので忘れないうちに書類がそろったら早めに提出しましょう。

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