小児救急電話相談 ♯8000
子育て中の保護者の不安に寄り添う事業
お子さんの病気で 夜に病院に行った方がいいか迷うことってありませんか?
「小児救急電話相談」知っていますか?
お子さんの症状に応じた適切な対処の仕方や受診する病院などのアドバイスを聞くことができます。
しかし、この小児救急電話相談(♯8000)を知らない人は約88%となっています。
平日、土曜、日曜休日とも 18~22 時の 4 時間に相談が最も多く、この時間帯に 45.6%の相談が集中。
相談者年齢は、30 代が 64.2%と最も多く、次いで 20 代 17.4%。
相談対応時間は、4~5 分未満が最多で 20.3%、3 分以上 7 分未満 68.6%、15 分以上は 0.6%。
(平成26年度内閣府世論調査より)
子どもの急変で慌てない人はいない
私の子供がまだ3,4歳の頃、おたふく風邪になったので一緒に昼寝をしていた時の話です。
ふと目を開けたら 真っ青な唇でひきつけを起こしていました。慌てて子供を抱きかかえ 車に乗せて病院に駆け込みました。もちろん、ひきつけの知識はありませんでした。
特に問題もなく退院することができましたが、ひきつけの対応としては間違っていました。
子どもがひきつけを起こしたら
・発作の時間を落ち着いて計る。
(ひきつけの発作はほとんどが数十秒から3分以内でおさまりますが、5分以上続く場合は脳炎など危険な疾患の可能性もあります)
・抱きかかえず平らなところに寝かせる
・熱を計る など。
病院に行く場合は
けいれんを起こす前の状態を医師に説明できるようにしましょう
・熱があったか
・風邪をひいていたか
・食欲の有無 など。
◎正しい知識を持っていれば冷静に対応することができます。
乳幼児は、熱がでる時になる熱性けいれんや、大泣きしたときに起こる泣き入りひきつけがとくに多いそうです。熱がないのにくり返しひきつけを起こす場合は、てんかんの可能性があるそうです。ひきつけが5分以上続いたり、その後ぐったりして意識がない場合は救急車を呼びましょう。
正しい知識がわからない場合は、慌てず 迷ったら♯8000に電話してください。
小児救急電話相談(♯8000)は全国共通番号です。
岐阜県は 月曜日から金曜日18時00分から翌朝8時00分
土曜日・休日・年末年始(12月29日から1月3日)
8時00分から翌朝8時00分(24時間)相談を受け付けてくれます。