岐阜県のパパママ必見!連休中の子ども受診の注意点
ゴールデンウィーク 間近に迫る子どもの日。
楽しいイベント 家族旅行など、子どもたちにとって待ち遠しい連休です。
しかし、普段と違う環境 開放的な気分から、思わぬケガをしてしまう可能性も潜んでいます。そこで今回は、岐阜県にお住まいのパパママに向けて、連休中に特に注意したい子どものケガ その予防策、万が一ケガをしてしまった際の受診の注意点を、調べてみました。
連休中に多い子どものケガ対策
連休中は、公園 レジャー施設など、普段とは違う場所で活動することが増えるため、以下のケガに注意が必要です。
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転倒 転落
岐阜県の状況 岐阜県内でも、公園の遊具からの転落事故、ハイキング中の転倒などが報告されています。特に、新しい遊具 慣れない場所では、子どもが危険を認識しにくいことがあります。
対策: 動きやすく滑りにくい靴を履かせましょう。遊具の安全基準を確認し、保護者の目の届く範囲で遊ばせるようにしましょう。
階段 段差のある場所では、手をつないで歩くように教えましょう。
遊具の正しい使い方、危険な行為をしないように事前に言い聞かせることが大切です。
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打撲 骨折
岐阜県の状況 スポーツ アクティビティ中の衝突、自転車 スケートボードなどによる転倒などが原因で、打撲 骨折が発生することがあります。特に、肘内障(肘の亜脱臼)は、5歳くらいまでの子どもに起こりやすいケガです。
対策 :スポーツ前にはしっかり準備運動を行いましょう。自転車 スケートボードなどをする際は、ヘルメット プロテクターを着用させましょう。子どもの体力 発達段階に合わせた活動を心がけ、無理な動きは避けさせましょう。
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切り傷 擦り傷
岐阜県の状況 公園 自然の中で遊ぶ際、木の枝 石 ガラスの破片などで手足を切ったり擦りむいたりすることがあります。
対策 :外出時には、絆創膏 消毒液などの救急セットを携帯しましょう。危険な場所には近づかないように教え、落ちているものには触らないように注意しましょう。出血がある場合は清潔なガーゼ タオルで圧迫止血し、傷口を水道水で洗い流しましょう。
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やけど
岐阜県の状況 連休中はバーベキュー 花火など、火を使う機会が増えます。子どもの手の届く場所に熱いものを置かない、花火の取り扱いに注意するなどが必要です。
対策 :子どもの手の届かない場所で火を取り扱い、目を離さないようにしましょう。ホットカーペット 湯たんぽなどによる低温やけどにも注意が必要です。長時間同じ場所に触れないようにしましょう。必ず保護者のもとで行い、子どもに花火を持たせないようにしましょう。
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異物誤飲 窒息
岐阜県の状況 小さなおもちゃ ボタン電池 食べ物などを誤って飲み込んでしまう事故は後を絶ちません。特に乳幼児がいる家庭では注意が必要です。
対策: 小さなものは子どもの手の届かない場所に保管しましょう。子どもが誤って口に入れないように常に注意しましょう。万が一、窒息してしまった場合の応急処置(ハイムリック法など)を覚えておきましょう。
ケガをしてしまった際の受診の注意点
もしお子さんがケガをしてしまった場合、慌てずに適切な対応をとることが重要です。
■応急処置
まずは落ち着いて、出血の止血、傷口の洗浄、冷却などの応急処置を行いましょう。
■受診の判断
すぐに救急車を呼ぶべき場合 意識がない 反応がない。呼吸が苦しそう 呼吸をしていない。大量に出血している。頭を強く打ち 嘔吐を繰り返す 意識が朦朧としている。広範囲のやけど。
医療機関を受診する目安 出血が止まらない深い傷。骨折の疑い(激しい痛み 変形 動かせない)。頭部打撲後にいつもと違う様子が見られる。異物を飲み込んだ場合。やけどの範囲が広い または深い。応急処置をしても症状が改善しない場合。
■岐阜県内の医療機関
かかりつけ医 まずは、普段からお世話になっているかかりつけ医に電話で相談してみましょう。
救急医療情報センターぎふ
岐阜県では、救急医療に関する情報を提供している救急医療情報センターぎふがあります。電話番号 058-265-0007 で、夜間や休日に受診できる医療機関を案内してくれます。
名称: 救急安心センターぎふ(#7119)
電話番号: #7119(携帯電話・プッシュ回線から) または 058-216-0119(IP電話・ダイヤル回線など#7119がつながらないとき)
住所: 岐阜県岐阜市薮田南2-1-1 (岐阜県庁内)
救急安心センターぎふ は、急な病気やケガでどうしたらよいか迷った時に、専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口です。医療機関の案内も行っています。
専門の相談員に相談しましょう
岐阜県の「#8000」は、子ども医療電話相談サービスです。休日や夜間にお子様が急な病気やけがをした際に、家庭での対処方法や医療機関を受診すべきかどうかについて、専門の相談員に電話で相談できる仕組みです
主な特徴:
- 相談受付時間: 平日18時から翌朝8時まで、土日祝日は24時間対応
- 対応者: 看護師や必要に応じて小児科医師が対応。
- 利用方法: 携帯電話やプッシュ回線から「#8000」にダイヤルすることで利用可能。IP電話やダイヤル回線の場合は「058-240-4199」を使用
- 費用: 相談は無料ですが、電話料金は相談者の負担となります。
このサービスは、保護者が緊急時に適切な判断をするための支援を目的としています。お子様の症状が重篤である場合は、119番で救急車を呼ぶことが推奨されています
■受診時の注意点
保険証 医療証を必ず持参しましょう。いつ どこで どのようにしてケガをしたのか、具体的な状況を医師に伝えましょう。子どもの既往歴 アレルギーの有無を正確に伝えましょう。不安なこと 疑問点は遠慮せずに医師に質問しましょう。
連休を安全に楽しむために
岐阜県の自然を満喫する際の注意点
岐阜県は、豊かな自然に恵まれた地域です。連休中に山 川 公園などで過ごす機会も多いでしょう。自然の中で安全に楽しむためには、以下の点に注意しましょう。
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山の事故
対策 事前にルートを確認し、無理のない計画を立てましょう。子どもには適切な装備(歩きやすい靴 雨具など)をさせ、保護者の目の届く範囲で行動させましょう。危険な場所には近づかないように教え、事前に山の情報を収集しておくことも大切です。
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川や湖の事故
対策 危険な場所での水遊びは避け、必ずライフジャケットを着用させましょう。天候が悪化した場合は、すぐに水から上がりましょう。
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虫刺され 動物との接触
対策 長袖 長ズボンを着用し、虫除けスプレーを使用しましょう。野生動物には近づいたり、触ったりしないように教えましょう。
備えあれば憂いなし!楽しい連休を!!
連休中は、子どもたちが普段できない体験を通して成長する大切な時間です。しかし、楽しい思い出を作るためには、安全対策が不可欠です。
今回の記事でご紹介したケガの予防策、万が一の際の受診の注意点をしっかり頭に入れて、安心して連休をお過ごしください。
岐阜県の豊かな自然の中で、家族みんなで素敵な思い出をたくさん作りましょう!
よくある質問 Q&A
Q1:子どもが公園で転んで頭を打ってしまいました。すぐに病院に行くべきですか?
A1 意識がはっきりしていて、嘔吐もなく、普段と変わった様子でなければ、しばらく様子を見ても大丈夫なことが多いです。しかし、以下の場合はすぐに医療機関を受診してください。意識がない または一時的に意識を失った。激しく泣き叫ぶ またはぐったりしている。何度も嘔吐する。けいれんを起こした。手足の動きが悪い。視線が定まらない。頭痛がひどく 顔色が悪い。
Q2:子どもが指を少し切ってしまいました。自宅でできる応急処置は?
A2 まずは流水で傷口を丁寧に洗い、砂や汚れを落としましょう。出血がある場合は、清潔なガーゼ タオルで圧迫止血してください。浅い切り傷であれば、消毒後に絆創膏を貼って保護しましょう。深い傷 出血が止まらない場合は、医療機関を受診してください。
Q3:連休中に子どもが急に発熱しました。どこに相談すればいいですか?
A3 まずはかかりつけ医に電話で相談してみましょう。休診の場合は、岐阜県の救急医療情報センターぎふ(電話番号 058-265-0007)に電話して、夜間や休日に受診できる医療機関を案内してもらうことができます。また、子どもの急な病気 ケガで判断に迷う場合は、#8000(こども医療電話相談)に電話で相談することもできます。
Q4:子どもが小さなボタン電池を誤って飲み込んでしまったようです。どうすればいいですか?
A4 すぐに救急車を呼び、医療機関を受診してください。ボタン電池は体内で化学反応を起こし、短時間で消化管を損傷する可能性があります。自己判断せずに、一刻も早く医師の診察を受けることが重要です。
Q5:連休中に子どもと登山に行く予定です。注意すべき点はありますか?
A5 お子さんの年齢 体力に合わせた無理のない計画を立てましょう。歩きやすい靴を履かせ、リュックサックには飲み物 軽食 雨具 救急セットなどを準備しましょう。登山中は、お子さんのペースに合わせて歩き、目を離さないようにしてください。危険な場所には近づかないように注意し、事前に山の情報を収集しておくことも大切です。
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