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肩こりは懲り懲り。予防法とは⁉

肩こりは、多くの人が日常的に経験する不快な症状の一つであり、その原因は多岐にわたります。

肩こりが慢性化すると、生活の質が大きく低下するため、原因を理解し、適切な対処法を取ることが重要です。

 

肩こりの原因とは⁉

  1. 姿勢の悪さ

現代社会において、長時間にわたるデスクワークやスマートフォンの使用は避けられないものとなっていますが、これらが肩こりの主な原因の一つとなっています。

 

特に、パソコンやスマートフォンを使用する際、多くの人が無意識に猫背になり、首を前に突き出すような姿勢をとりがちです。この姿勢は、首や肩の筋肉に大きな負担をかけ、筋肉の緊張を引き起こします。

肩こりの原因となる筋肉には、僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋などがあり、これらが過度に緊張することで痛みや不快感が生じます。

姿勢が悪い状態が続くと、これらの筋肉に負担がかかり続け、血行が悪くなることで筋肉が硬くなり、肩こりが慢性化します。

さらに、姿勢の悪さは、肩だけでなく首や背中、腰にも影響を及ぼし、全身の不調を引き起こすことがあります。

 

  1. 運動不足

運動不足も肩こりの原因として重要な要素です。

筋力が低下すると、肩や首の筋肉が硬くなりやすくなります。特に、デスクワークや立ち仕事が中心の生活では、肩回りの筋肉が使われにくくなり、その結果、筋肉が硬くなりやすくなります。

また、運動不足によって体全体の代謝が低下し、血行が悪くなることも、肩こりの原因となります。

 

運動不足が原因で肩こりが生じる場合、適度な運動を取り入れることで症状を軽減することが可能です。

特に、肩周りの筋肉をほぐすストレッチや軽い筋トレは、肩こりの予防や改善に効果的です。

 

  1. ストレス

精神的なストレスも肩こりの大きな原因の一つです。ストレスがかかると、体は「闘争か逃走か」という反応を示し、交感神経が優位になります。この状態では、筋肉が緊張しやすくなり、特に肩や首の筋肉が硬くなります。

さらに、ストレスによって呼吸が浅くなると、呼吸に関連する筋肉(呼吸筋)も緊張し、これが肩こりの原因となることがあります。

 

ストレスによる肩こりは、精神的な疲労や不安感、イライラといった感情とも関連しており、これらが相互に影響し合うことで、肩こりがさらに悪化することがあります。

ストレス管理のためには、リラクゼーション法や深呼吸、趣味や運動を取り入れることが効果的です。

 

  1. 血行不良

血行不良も肩こりの原因の一つです。血液は、筋肉に酸素や栄養を供給し、老廃物を排出する役割を果たしています。

 

しかし、同じ姿勢で長時間過ごすことで血行が悪くなると、筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなり、筋肉が硬くなります。特に、寒い季節や冷房の効いた部屋に長時間いると、体が冷え、血行がさらに悪くなるため、肩こりが悪化することがあります。

血行不良が原因で肩こりが生じる場合、温かいお風呂に入る、ホットパックを使う、軽いマッサージを行うなど、血行を促進する方法が有効です。

また、冷え性の改善や適切な温度管理も重要です。

 

  1. 睡眠の質の低下

睡眠の質の低下も肩こりの原因となることがあります。睡眠時の姿勢が悪かったり、枕の高さが合っていなかったりすると、肩や首の筋肉がリラックスできず、緊張が続いた状態になります。また、十分な睡眠が取れないと、体全体が疲れやすくなり、筋肉の回復が遅れるため、肩こりが慢性化しやすくなります。

睡眠の質を改善するためには、適切な寝具を選ぶこと、規則正しい生活習慣を身につけることが重要です。

特に、自分に合った枕を選ぶことは、肩こりの予防に大きな効果があります。

 

また、リラックスした状態で眠りにつけるよう、寝る前にストレッチを行ったり、軽い読書をするなどして、心身を落ち着かせることも効果的です。

 

  1. その他の原因

肩こりの原因は上記以外にも、さまざまな要因が考えられます。たとえば、眼精疲労や歯のかみ合わせの不具合、内臓の不調、さらには重いバッグを片方の肩にかけ続けることも、肩こりの原因となることがあります。

 

長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用によって目の筋肉が疲れ、それが肩や首の筋肉に影響を与えることで肩こりを引き起こします。

また、女性の場合、ホルモンバランスの変化が肩こりに影響を与えることもあります。

 

歯のかみ合わせが悪い場合、噛む際に首や肩の筋肉が過度に緊張することがあり、これも肩こりの原因となることがあります。

 

また女性の場合ホルモンの影響を受けやすいことから、不調が多く起こりやすい存在です。これにストレスが加わることで、肩こり、冷え、気分の落ち込み、イライラなど肉体的、精神的にも不安定になり、さまざまな不調が起こります。その中でも多いのが、肩や首のこりです。

 

肩こり予防法

肩こりを予防するためには、日常生活の中で以下のような工夫を取り入れることが有効です。以下に10の方法を紹介します。

※効果には個人差があります

1. 正しい姿勢を保つ

デスクワークやスマートフォンの使用時には、背筋を伸ばし、肩をリラックスさせ、首をまっすぐに保つことを意識しましょう。正しい姿勢を心がけることで、肩や首にかかる負担を軽減できます。

 

2. 定期的にストレッチを行う

長時間同じ姿勢でいると筋肉が硬くなりやすいです。1時間ごとに肩や首を動かすストレッチを行うことで、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげることができます。

 

3. 適度な運動を取り入れる

肩周りの筋肉を鍛えるために、軽い筋トレやウォーキング、ヨガなどを取り入れましょう。運動は全身の血行を良くし、肩こりの予防に役立ちます。

4. デスク周りの環境を整える

デスクや椅子の高さを調整し、モニターの位置を目の高さに合わせることで、自然な姿勢を維持しやすくなります。また、肘や手首の位置も調整し、リラックスできる環境を整えましょう。

 

5. 定期的に休憩を取る

長時間のデスクワークや運転など、同じ姿勢での作業は肩こりを引き起こします。定期的に休憩を取り、肩や首を動かすことで、筋肉の緊張を緩和します。

 

6. ストレス管理を行う

ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、肩こりの原因となります。リラクゼーション法や趣味を楽しむ時間を持ち、ストレスを溜め込まないようにしましょう。

 

7. 目の疲れを防ぐ

眼精疲労が肩こりにつながることがあります。パソコン作業中には、定期的に目を休めたり、目の周りの筋肉をリラックスさせることを心がけましょう。

 

8. 適切な寝具を選ぶ

枕やマットレスが体に合っていないと、睡眠中に肩や首に負担がかかります。自分に合った寝具を選び、快適な睡眠環境を整えることが重要です。

 

9. 体を冷やさないようにする

寒さは血行不良を引き起こし、肩こりを悪化させることがあります。特に寒い季節や冷房が効いた室内では、肩や首を冷やさないように心がけましょう。

 

10. 栄養バランスの良い食事を心がける

栄養バランスの取れた食事は、筋肉の健康を保つために重要です。

特に、ビタミンEやビタミンB群、マグネシウムなどの栄養素は、筋肉の緊張を和らげ、肩こりの予防に役立ちます。

これらの方法を日常生活に取り入れることで、肩こりを予防し、快適な生活を送ることができます。

 

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